どうもネットショップ運営歴20年弱のプロのバイヤー兼セラー、スカル店長です。
今回は少しだけ個人輸入という仕事と税金の話にふれつつ、新たに国内製造のブリキ看板の販売を始めた話をします。ついでにうちの商品の宣伝(笑)
既に製造と卸を始めてて、いろんなショップに流してるから見つけたら是非(#^^#)
輸入販売は商業輸入扱い
世はまさに大転売時代
今までに数々の海外輸入品を国内のマーケットで販売してきた筆者なのですが、初めて輸入販売を始めた20年弱前は、まだ個人輸入という言葉が世に浸透していない時代でした。いやそれどころかパソコンすらろくに普及していない時代でした。もちろんスマホもない。
たまたま外国人の知り合いが多かった事や、仕事も仕入れ販売を取り扱う分野にいたのが幸いして、環境+独学でなんとか副業レベルにする事ができた感じだったのですが、当時は翻訳アプリなんてのもないし、商品の相場をインスタントに調べる装置もなかったので、本当に苦労した事を覚えています。
まさかそれが後の職業になってしまうとは当時は予想もしなかったのですが、最近はメルカリさんやヤフオクさんやラクマさんなどのフリマサイト(オークションサイト)の普及と、スマートフォンやパソコンの普及などにより、誰でも簡単に個人輸入や転売が楽しめるような時代になりました。
海外サイトで買ったものをフリマサイトで売ってる人やばいよ…
多くの副業レベルの転売ヤーさんが、海外ショッピングサイトなどから商品を購入し、ある程度の利益を乗せてフリマサイトで販売しているのを見かけますが、あれ、実は99%の人が法律を犯してしまってます。
なぜなら海外ショッピングサイトでの購入は個人利用を前提としており、販売目的での購入は禁止されているからです。
個人利用目的で買った物は基本的に販売してはいけない
個人利用目的で海外ショッピングサイトで購入したものは、明らかな不用品販売出ない限り、基本的には販売して利益を得てはいけません。
なぜなら個人利用目的での購入は、ざっくり言うと送料+商品代金が16666円以下の場合は税金がかからないからです。
もちろんこの金額には例外がありますが、一般的な海外ショッピングサイトで一般的なモノを買い物した場合は、だいたいこの16666円がノータックスかどうかのラインになります。(もっと詳しい話は長くなるので割愛)
要するに、個人利用目的で買ったから税金かかってないのに、それを本当は販売する目的で仕入れているというのが非常にまずいわけです。
これは虚偽申告になり、あまりに悪質な場合は税関から連絡がくる可能性もありますし、そこでまた嘘を重ねて税金の支払いを逃れれば脱税になります。
販売目的なら商業輸入
本来ならば販売目的で海外から商品を仕入れるのは、個人利用ではなく【商業輸入】扱いになります。
これは金額の多い少ないにかかわらずです。
これを我々プロのバイヤーはしっかり踏まえたうえで正しい税金を払い、商品を国内に輸入しているわけです。
だからどうしても販売価格が少し高くなってしまうわけです。
しかしここでインチキをしている連中は税金を払っていない分安くできちゃったりもするわけなんです。

商業輸入をしていないインチキ転売ヤーの連中は、我々プロよりも安く販売できるため、我々の売上にも少なからず影響している事でしょう。
だからこの記事を書いたのです。
いつか必ず税関から連絡が来て全員追徴金支払わされますよ!ってゆうか払わされろw
temuもSheinも基本は個人利用のみ
ちなみに多くの人が勘違いしているところなのですが、大人気海外ショッピングサイトのTemu(テム)やShein(シーイン)は、基本的に個人利用目的のみを認めており、販売目的での購入は禁止されています。
これは法律うんぬんじゃなくてサイトの運営方針です。
なので最悪バレてもアカウントがBANされるくらいで済むでしょうけども、それよりもまずいのは、どちらも個人利用目的での購入限定なため、基本的に商業輸入の税金扱いにする選択肢がないのです。
という事はどういう事かと言いますと、どうあがいてもインチキになるってこと。
商業輸入もできるサイトならば選択肢があるので、適切な方を選び正しい税金を税関に払えばOKなのですが、テムもシーインも個人利用目的限定なため、商業輸入の税金を払うためのオプションがないのです。
なので色々なサイトでテムやシーインでの個人輸入の副業が紹介されてたりしますが、あれ、普通にアウトです(笑)
そもそもその使い方テム&シーインのサイト的にもダメですし、税関的にも「いやいやあなたのサイト脱税を薦めてますよ…」ってことになりますから…。
じゃあ個人輸入で稼ぎたい場合どうすればいいの?
副業レベルで小規模でやってるだけなら基本的にはバレる事は少ないかもしれません。
しかし筆者のようにきちんと開業届を出し、事業として営む場合には間違った方法で商売をするのはNGです。
インチキ商売は永遠には続きません。筆者のように個人輸入や転売をれっきとしたビジネスにまで昇華させるためには、日本の法律を遵守する必要があるのです。
では、個人輸入や転売でご飯を食べて行くにはどうしたらいいのでしょうか。
それには二通りの選択肢があります。
商業輸入の税金をきちんと払う
一つ目の選択肢は商業輸入の税金をきちんと払う事です。
この場合そもそもTemuやSheinは使えませんので、輸入代行業者を利用するか、商業輸入OKの海外サイトを使い、きちんと商業輸入として商品を輸入してください。
オススメは輸入代行業者です。
ちなみにこれ、海外に実際に買い付けに言った場合も同じ話で、販売目的の商品の場合はきちんと帰国の際に税関申告で販売目的の商品である事を申告してください。
国内買い付けにする
二つ目の選択肢としては、海外からの仕入れをやめて国内買い付けにする事です。
正直言ってこれが最もてっとり早く手間もかかりません。
面倒な税関系の手続きもないですし、なにより高額な税金を払わなくて済むからです。
ハイブリッドもあり
ちなみに筆者の場合はハイブリッドでやっていて、個人輸入(税金は商業輸入で払う)で海外から仕入れたり、国内で買い付けを行ったりするハイブリッドを主流にしております。
ただし今後は国内買い付けおよび国内製造がメインになっていくかもしれません(理由は後述)。
転売ヤーの未来とは

筆者は今まで長い間、実に様々なカテゴリーの商品を多くのカスタマーに販売してきました。
海外からの個人輸入に始まり、実際に現地まで行って買い付けに行ったり、国内での商品発掘なども行ってきました。
ただここ数年はオリジナル商品や、自身のブランドの開発に注力しており、もしかすると近い将来、長年携わってきた海外からの商業輸入を卒業する日がくるかもしれないのです。
それはなぜかと言いますと、やはり何年バイヤーをやっていても、何年セラーとして商品をお客さんに届けていても、結局は転売ヤーの域を出ないからなのです。
仕入れ、販売だけで生きて行くのって、意外と脆いんです。
主な仕入れ先が何らかの原因で無くなった場合、販売先のプラットフォームを失った場合、そのどちらか一方でも起きてしまったら一瞬にして崖っぷちに立たされてしまうのです。
結局我々は誰かが作った商品を、必要としている人に届けるだけの仲介役的な立ち位置でしかないし、それはいくらでも代えが効くし、立場としてはめちゃくちゃ弱い立場になってしまうのです。
だからやっぱりさらにビジネスマンとしての上を目指すならば、自分で商品を産み出す側にならないといけないと思うのです。
例えば自身のブランドだったり、国内の製造業者さんを見つけて商品の卸側になったりと、色々と方法はありますが、なんにせよ作り手側にシフトしていくのが、揺るがないビジネスとして成り立つと思うのです。
もちろんその先さらに突き詰めていくと不動産やらにどんどん投資していったりとかも必要ですけども(笑)
個人輸入、転売ヤーまとめ
という事で今回は、のちに個人輸入や転売で生計を立てていきたいと思った方のために、輸入販売に関する税金のアレコレや、そもそも転売ヤーって一生続けていけるの?について記事を残しておきました。
きちんと商業輸入の税金を払うか、国内仕入れや製造を視野にいれるのがスカル店長としてのアドバイスです。
まあとどのつまりスーパーマーケットもコンビニエンスストアも、街の衣料品店から雑貨屋さんまで、やってる事は安く仕入れて高く売るという転売ヤーなんですけどね…(笑)
正しく商売をしないとある日突然税関や税務署から電話がかかってきて詰みますよって事は理解しましょう。

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